広域連合議会
平成21年8月21日全員協議会〔平成21年8月21日招集〕
南信州広域連合議会 全員協議会会議録
平成21年 8月21日(金曜日) 午後 3時55分 開議
1.開 会
2.議長あいさつ
3.理事者あいさつ
4.協議・報告事項
(1)検討委員の指名報告
(2)委員会報告
・消防広域化検討委員会
(3)消防の広域化について
(4)阿南学園の民営化検討について
(5)定住自立圏構想について
5.議会日程について
・平成21年南信州広域連合議会第2回定例会 平成21年11月27日(金)
・平成21年南信州広域連合議会第1回定例会 平成22年 2月25日(木)
6.閉 会
1.開 会
○議長(中島武津雄君) それでは、ただいまから全員協議会を開催いたします。
次第につきましは、2番、3番とあいさつがございますけれども、本会議に引き続いてでありますので、省略をさせていただきたいと思います。
定住自立圏構想についての説明のため、飯田市の丸山副市長の出席を許可いたしました。
4.協議・報告事項
○議長(中島武津雄君) 早速4番の協議・報告事項に入ります。
(1)検討委員の指名報告
○議長(中島武津雄君) 初めに、検討委員の指名報告を議題といたします。
本会議でも申しましたとおり、喬木村、高森町議会議員の任期満了に伴い、広域連合議員の変更があり、検討委員会委員の指名をいたしましたので、その氏名を事務局をして報告いたさせます。
園原書記長。
○書記長(園原浩子君) 議会改革検討委員、下平豊久議員、田切征勝議員。消防広域化検討委員、宮外正彦議員。地域課題検討委員、横前豊議員、原嘉俊議員、清水晴義議員。以上でございます。
○議長(中島武津雄君) ただいま報告がありましたとおり、ご指名いたしました。
ここで議会改革検討委員会委員長選出のため、全員協議会を暫時休憩といたします。
(休 憩 午後 3時57分)
(再 開 午後 4時06分)
○議長(中島武津雄君) 休憩を閉じ、全員協議会を再開いたします。
休憩中に議会改革検討委員会を開催し、委員長が互選されましたので、事務局をして報告いたさせます。
園原書記長。
○書記長(園原浩子君) 議会改革検討委員会委員長に、下平豊久委員が選任されました。
(2)委員会報告
○議長(中島武津雄君) 次に委員会報告を議題といたします。
消防広域化検討委員会からの報告を求めます。
消防広域化検討委員会委員長、木下克志君。
○24番(木下克志君) 消防広域化検討委員会より、報告をいたします。
第9回検討委員会を7月17日に開催をいたしました。第9回検討委員会では、6月29日に開催された第3回中南信消防広域化協議会での検討内容について報告を受け、検討の経過と現状、今後の方向性について委員会の確認いたしました。報告の内容につきましては、全員協議会において報告がございますので割愛させていただきますが、委員より消防無線デジタル化の状況について質疑があり、消防無線デジタル化については、中南信7消防本部の共通課題として、広域検討協議会の中で優先して検討を進めていくという方向性であるという消防長よりの説明がありました。
以上で報告を終わります。
○議長(中島武津雄君) 報告が終わりました。ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(中島武津雄君) なければ消防広域化検討委員会からの報告については、了承したということで集約いたします。
(3)消防の広域化について
○議長(町田千秋君) 次に消防の広域化についてを議題といたします。事務局の説明を求めます。
今牧消防長。
○消防長(今牧英明君) それでは、消防広域化の協議の進捗状況につきましては、後ほど総務課長より報告いたさせますが、前段、私の方から今日までの経過で、協議に臨む南信州広域連合の方向につきまして、簡単に報告させていただきたいと思います。
全員協議会の資料の1から3とともに、参考資料としてお届けいたしております1枚ものの資料の、長野県消防広域化における現在までの流れをご覧いただきながらお願いいたしたいと思います。
常備消防の広域化の流れにつきましては、参考資料で、ただいまの長野県消防広域化における現在までの流れ、また、長野県消防広域化推進計画にございますように、18年7月12日に長野県の板倉副知事が消防庁長官でありましたとき、消防の広域化に関する基本方針がまず国から示されております。長野県ではこれを受けまして、長野県消防広域化推進検討委員会を設けまして、平成19年度中6回の委員会を開催する中で、長野県の中を全県1、2、4、7等の案の中から、県下14消防本部を東北信と中南信の2消防本部体制とする先ほどの長野県消防広域化推進計画が平成21年1月26日に策定されております。
常備消防の設置者であります市町村、また広域連合、一部事務組合は、県の招集いたします会議等を経て、県の推進計画に沿った東北信、中南信の2つに分かれて検討を協議することになりまして、平成20年9月22日に、任意の協議会であります中南信消防広域化協議会が設立されております。東北信につきましても、ほぼ同じ時期に同様の協議会が設立されております。
あわせて、時期は前後いたしますけれど、県の松本合同庁舎の中に、県及び中南信の7消防本部から各1名の派遣職員によります事務局が設置されております。
協議会の委員は、消防の設置者であります連合長及び組合長、同議会の代表並びに識者ということでありますけれど、連合長及び組合長会議、識者によります将来ビジョン策定会議、それから協議を進めるための広域連合、または組合の事務局長と消防長等によります幹事会、また具体的事項について検討するための専門部会、分科会といった会議が協議会の下に位置づけられております。
このような流れの中で、飯田広域消防を設置している南信州広域連合では、県の推進計画が作成される前の広域化推進検討委員会が開催されております時期に、既に県の危機管理局からの職員の説明を聞く機会を設けるなどして、消防の広域化について検討協議をいただき、消防広域化に対する一定の方向が確認されております。県から2本部体制の推進計画が示される前には、スケールメリットを生かすならば県も常備消防に積極的に参加する全県1本部体制が適当ではないかという、アンケートに対する回答をした経過等もございますけれど、その後の2本部体制を当面の目標としました中南信消防広域化協議会の場には、まず穏やかな統合から始めましょうということでもって、今日の7消防本部体制に至った経緯を踏まえ、当初から組織の一元化、職員配置や給与体系までを一本化するようなものを想定するのではなく、日常の運用を初めとして現状の7本部体制を基本としながら、当面の課題でございます無線のデジタル化など、当地域全体の課題解決や連絡調整業務に特化する形での広域化を構想し、人的、物的、時間的等の費用を最小限にとどめる方向で検討を進めたいということでもって、その協議に臨む方向として参加しております。
飯田広域消防は、香川県や大阪府より広い面積を持ち、構成市町村も14と全国で一でありまして、既に消防の広域化が先行実施された地域であるということもいえます。構成市町村の状況、さらに中南信消防広域化協議会において、この広域化を検討する条件として、まず負担金がふえないこと、それから現在の消防署、それから分所等の体制を維持することも確認した上で協議をするということで確認されておりますので、ただいま申し上げました南信州広域連合の協議に臨む方向と、これから協議会で協議されていく方向は同じ方向になるものと理解しております。先ほどの議会での冒頭の市長のあいさつのとおりでございます。
続いて総務課長が説明いたしますお手元の資料につきましては、広域化によりさまざまなメリットが生ずるという方向でつくられております。説明の中で当地域に当てはめてイメージしていただきますと、さまざまな疑問な部分も多くあると思いますが、広域化を推進するための資料ということで、ご理解いただきたいと思います。
つけ加えまして、この8月より広域化の事務局に専任事務局長が就任しております。専任事務局長には今まで県の推進計画によって進められてまいりました広域化の方向について、設置者であります市町村長の考え方、意向を確認していただくこととなっております。そんなことを前段に申しまして、総務課長の方から資料に基づいて説明させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(中島武津雄君) 山田総務課長。
○総務課長(山田耕三君) それでは資料に基づきまして、消防広域化についてのご説明を申し上げます。
今回報告いたします内容と経過でございますが、先ほどから何度も出ております第3回の協議会が開催されまして、今回、報告します第3回の協議会、6月26日に開催されました全体の内容でございます。
それでは、まず今後の消防の広域化の流れというところで、資料1-1をご覧いただきたいと思います。この資料は第2回の協議会のときに出させていただいて、全協の方でご説明させていただいておりますが、この部分でⅢの将来ビジョンの段階的スケジュールという、真ん中辺の部分がございますが、この部分で第2回の協議会においては、重点テーマ、そこの1及び2と、2つあります①から④のところがございますが、これがあわせて説明をさせていただいておりますが、今回、協議会に合わせまして6月19日に連合長・組合長会議というのがございまして、まずは中南信の消防の協議会の共通の話題であります部分からということで、通信指令体制の整備に関する見通しという部分から優先的に行うことが決定されましたので、これを受けまして第3回の協議会では、そこの部分の重点テーマのその1の①消防広域化により考えられるメリット、②の通信指令体制の整備に関する見通しという部分について、先に検討を始めるということで決定いたしました。
以降、①、②の部分につきましては、別添添付しております資料1-3、1-4について後ほどご説明いたしますので、よろしくお願いします。
なお重点テーマその2の③中南信地域の特性に合った消防本部体制の方向性、④大まかな財政シミュレーションと経費負担の方向性については、第4回以降の協議会において検討するということになっておりますので、ご了承いただきますようお願いいたします。
以上が第2回から第3回の協議会について大きく変わった点でございますので、ご了承いただきたいと思います。
次に協議会を行うことについて、県の支援ということで要望いたしておりますので、資料1-2をご覧いただきたいと思います。広域化を行う上で、県への財政的、人的支援を要望したもので、そこにございますように裏面をちょっとお開きいただきたいと思いますが、消防広域化に関する長野県への要望事項というところで、1、2、3とありますが、特に1番の(1)の部分のところであります、中段「また、」からありますが、基本計画の作成は、広域化の合意形成に特に重要であるので、調査設計段階における経費の補助について、広域化を推進している県の積極的な支援をお願いしたいというような部分で、特に要望したものでございますが、当日協議会に来賓として来ておりました板倉知事からは、財政的な支援については財政当局との協議が必要であるので、この要望については伺うことといたしますというところにとどまっております。
続きまして資料1-3をお開きいただきたいと思います。消防広域化により考えられるメリットと題して、大きく見出しが出ておりますが、次ページの2ページ目をお開きいただきたいと思います。消防広域化により考えられるメリットとして、次ページ以降出ておりますが、大項目として住民サービスの向上以下3つほど項目が定められておりまして、その表の右側の効果の時期という部分をご覧いただきたいと思いますが、これについては効果の時期について期待できるものを◎または○で示してございます。先ほど消防長の言いましたとおり、消防広域化における中南信全体としての考えられるメリット等ということでご覧いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
なお5ページ、6ページにつきましては消防広域化に伴う課題への対応ということで、今後も慎重な検討を要するということで提起させていただいております。
2ページへもう一度お戻りいただいて、申し訳ありません。住民サービスの向上という1の一番上のところにあります部分でございますが、1の消防力の強化という部分、これにつきましてはご覧いただきますと初動体制の強化、大規模災害の対応の強化等、出動等についての災害等についての部分の強化が示されておりますが、伊那谷という部分を考えますと、それぞれ道が1つでつながっているという部分もありまして、そこに列記してありますような、すぐこちらの、いわゆる南信州の方にて効果があらわれるかどうかということは今のところ疑問視されている部分でもございます。
そこの下の3の救急体制の強化という下段のところを見ていただいて、救急体制の強化については、広域化があるなしにかかわらず、それぞれ取り組んでいかなければならない課題として認識しておりますので、この部分については広域消防本部としても今、対応しているという部分でございます。
3ページのⅡの人員配置の効率化と充実という部分がございます。この部分につきましては、広域化をする中で事務等、消防本部の統合によります人員のいわゆる集約等出てきますので、そういった人員の中で人員を振り分け、専門性の高い要員等に振り分けることができるということで、人的メリットとして掲げられている部分がⅡの人員配置の効率化と充実の1から3における部分となります。こういった部分でそれぞれ人員が集約できますので、余力をその他に振り分けることができるという内容になっております。
下段のⅢの消防体制の基盤の強化というところでございますが、1の高規格機材の導入等々あります。書いてあるとおりヘリコプターの増強とか、高度な車両等について書かれている部分でございます。
裏面4ページをお開きいただきたいと思います。4ページの2の消防救急無線のデジタル化及び指令業務の一元化という部分につきましては、今、7消防本部が目指している部分でございまして、こういった広域化の整備による経費節減、それから通信指令体制の統一ということができるということが示されております。
3番の財政的な部分については、広域的な部分で広域化をすることによってスケールメリットが出て、経費が平準化できる可能性があるというような部分も書かれております。
5ページの消防広域化に伴う課題への対応ということにつきましては、消防広域化を行う上でもう一つの重要な部分を示すものであり、さまざまな課題があるということが、ここの1から4までの中に示されております。
まず消防本部体制につきましては、それぞれ消防本部が非常に広く大きくなるということで、1の構成市町村と広域消防との連携という部分で、市町村との連携が希薄にならないような方策が必要だというような部分が一番上のところでございます。
あと(3)の消防署所の適正配置という部分につきましては、消防広域化においては署所の統合を目的としているものではございませんので、そういった部分で将来的にはそういった部分も精査する、適正化をする必要があるんではないかというようなことが書かれております。
2番目の職員の処遇という部分、(1)から(3)までございますが、消防としていわゆる人件費の占める割合が高いから、いわゆる一定の財政規律の確保を図っていく必要があるというような書き方になっております。
3の消防体制の整備につきましては、それぞれ消防、市町村の防災局との連携が必要だということが書かれております。
裏面に行きまして、6ページをお開きいただきたいと思います。6ページの部分の経費の部分の(2)の部分、一番下でございますが、市町村における経費負担という部分で書かれています。そこに書いてありますように、その部分については、非常に今後重要な議論が必要だということで書かれている部分です。
続きまして7ページには、広域化した場合の災害対応イメージということでご覧いただければと思います。
続きまして資料1-4をご覧いただきたいと思います。通信指令体制の整備に関する見通しということで載せていただいております。この部分については、通信指令体制については消防の広域化とはちょっと別な問題で、消防救急無線デジタル化という部分がございまして、この期限が平成28年5月31日ということになっていますことから、消防の広域化と合わせて、それぞれ検討されているものでございます。
2ページをお開きいただきたいと思います。2ページの大きな見出しのところの(概要)というところの下のところに、①から⑤まで、黒い丸で示されている部分でございますが、この⑤、真ん中のところで、指令センター及びデジタル化の整備スケジュールについて(想定)という部分がございます。この部分の表を見ていただきますと、一番右に平成28年度として消防無線のデジタル方式への移行期限ということで、前段で申し上げました28年5月31日という期限が決められておりますので、これから逆算していきますと、前年度の27年度にはデジタル無線の運用を開始して、日々の調整をしていかなければならないということになります。
その前に工事がどうしても出てきますので、その工事が1年半ほどかかるということで、25年度の途中ぐらいから進めていかないと間に合っていかないのじゃないかというところで、あと入札等、設計等がそれぞれ時間がかかるという格好でありまして、だんだん逆算していきますと、最低でも平成22年度の部分では机上設計に入らないと間に合っていかないという表でございます。指令センターのスケジュール、デジタル化のスケジュールについては、こんな状況で進んでいく可能性もありますということで、ご了承いただきたいと思います。
それでは指令センターの整備に対する見通しですが、3ページの一番下段にあります1、高機能な設備を備えた指令センターの構築についてということで、見出しが書いてあります。指令センターにつきましては、指令の迅速性、確実性、信頼性というものを向上させることを目的に、それぞれ設置されるということになりますが、4ページをお開きいただきますと、上段にその方向性が書かれています。方向性としては、的確なサービスを提供するために高機能な設備、システムの導入、十分な研究を進めて指令業務の迅速性、確実性の向上を目指すというのが方向性になっています。
それでは2番目の指令センターの設置についてですが、それではどのような指令センターを設置していくかというところで、そこの上にあります(1)から(3)までの方法が考えられるというのが、その内容でございます。(1)については、1指令センターにして、中南信を1指令センターにして、1カ所で行うというところです。(2)は中南信の中でそれぞれ幾つかの、複数の指令センターをという部分です。(3)については、他の新たな消防との、県内との消防本部との共同の指令センターということで、中南信、東北信と分かれていますので、そういった東北信との一体という部分も考えなければならんというのが、これの指令センターの設置についてという部分でのものでございます。
方向性としましては、1指令センターが望ましいということも考えられますが、中南信地域、非常に広いということもありまして、複数の指令センターについても比較検討する必要がるというような書かれ方になっております。
それでは3の指令業務の運用の方式については、それも2つほどございますが、考え方として、1つの災害をすべて完結して指令センターで行うというのが1、それから2としては情報を受け取るだけ受け取って、各消防、ここでいいますと南信州広域連合の方へ、その他のものを災害地の方へ指令を出して、災害地の方ですべて賄うというような方法2つの方法が考えられるということです。方向性としては、費用とか住民サービスの向上、災害対応の効果など、まだまだ検討する必要があるということで書かれております。
5ページに行きまして、消防無線のデジタル方式への移行の必要性という部分、これは法律的な部分で書かれておりまして、どんな状況でこうなったかというような部分が書かれています。
5の指令センター及びデジタル化に関する国の財政支援につきましては、幾つかございますが、いずれも消防の広域化を進めた中で推し進めると一番有効な財政援助が得られるというようなものでございます。
6ページをお開きいただきいただいて、6番目の指令センター及びデジタル化の整備スケジュールについてという部分については、先ほど私が最初に申し上げた部分でございます。
7の費用につきましては、いろんな考え方がございますか、平成17年に長野県でそれぞれ算出したときには、イのところを見ていただきますと県内を2ブロックで指令センターを整備した場合に、単独で行うより45.5%の削減になるという試算はされております。これにつきましては今後の方向性としては、電波の伝搬シミュレーションを行いながら、それぞれ検討をしていくことが必要であるということが書かれています。
8の国・県への要望につきましては、またご覧いただきたいと思います。
以降、8ページ、9ページ以降につきましては、それぞれの資料が添付してありますのでご覧いただきたいと思います。
以上で6月29日に行いました第3回の中南信の消防広域化協議会における内容の報告といたしますので、よろしくお願いいたします。
なお別添でございますが、消防本部から資料として消防の21年度の上半期の火災救急想定集、それから「広報飯田消防」をそれぞれ添付させていただいておりますので、ご参考にしていただければと思います。
以上でございます。
○議長(中島武津雄君) 説明が終わりました。ご質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(中島武津雄君) なければ説明を申し上げました消防広域化については、お聞きをしておくことといたします。
(4)阿南学園の民営化検討について
○議長(中島武津雄君) 次に、阿南学園の民営化検討についてを議題といたします。事務局の説明を求めます。
金田阿南学園長。
○阿南学園長(金田和博君) それでは、お願いします。最後のページ、ワンペーパーで資料2ということでお願いしてありますので、よろしくお願いします。
阿南学園民営化検討について、中間報告をさせていただきます。阿南学園の民営化につきましては、平成18年4月より、保護者を中心とした民営化等検討委員会を発足、以来協議を重ね、20年3月には同委員会による民営化について検討する承諾を得たところであります。
その後、20年5月26日の広域連合議会全員協議会において、民営化に関する中間報告を行いまして、民営化について具体的に検討を進めるとの報告を行いました。
今回、昨年の中間報告後の検討事項について報告をさせてもらいます。
まず1つとして、民営化の方法でありますが、当初から完全民間移管にする方法と、当初指定管理者制度で民営化し、将来完全な民営移管をする方法が考えられますが、当初指定管理者制度で民営化し、将来完全な民営移管を目指したいとするものであります。
保護者の皆さんは、当初からの完全民間移管に不安を持っておりまして、広域連合とのかかわりを残すことを強く望んでいます。民営化を進めるに当たりまして、指定管理者制度を経て、完全民間移管の方が保護者の理解を得やすいというふうに思うとろです。また、運営主体によりサービス提供の仕方が異なることが予想されることから、利用者の安心・安全な生活を確保するには、広域連合とのかかわりを持っている指定管理者制度が望ましいと考えます。
なお、阿南学園は、この地域の知的障害者福祉のセーフティネットの役割を担うことが期待されており、広域連合とのかかわりを持つことのできる指定管理者制度が望ましいと思いますし、指定管理の条件設定により、阿南学園の理念の継承や、追加支援方法、職員雇用などについて設置者の意向を反映させることができるというような理由から、当初は指定管理者制度で民営化し、将来完全な民営化を目指したいとするものであります。
次に2として、指定管理者についてですが、阿南学園と同種の施設運営をしている社会福祉法人を初め多くの社会福祉法人があるわけですが、指定管理者については既存の社会福祉法人に、阿南学園の理念が継承できると思われる阿南学園独自の社会福祉法人を加えた中から検討してまいりたいと、こういうように考えているところでございます。
以上、今までの検討状況を報告させていただきました。よろしくお願いします。
○議長(中島武津雄君) 説明が終わりました。ご質疑はございませんか。
栗生勝由君。
○14番(栗生勝由君) 14番、栗生です。ちょっと確認をさせていただきたいと思います。民営化でありますけれども、負担割合についての確認であります。今現在、阿南学園も屋根、屋上の修理というようなことで、5,500万円、阿南町、設置町村が2,200万円の負担をして、3,300万円は構成町村の負担ということであります。民営化については理解をするわけでありますけれども、学園も築32年目を迎えているということで、ここ10年ぐらいの間には必ず改築、新築をしなきゃならんというようなことであります。こんな中で、今までの一応決まりというようなことで、4分6というような、4対6というような割合がそのまま民営化後も続けていただけるのか、設置町村が4、構成町村が6というようなことで、60%を100とすると、人口割40、それから入所割40、それから財政需要額割が10、それから均等割が10というようなことが民営化後も継続されて、きちっと維持されるのかどうかということを確認したいと思います。お願いします。
○議長(中島武津雄君) 小林事務局長。
○事務局長(小林正春君) 申し訳ございません。ただいまの負担割合のご質問ということでございますけれど、先ほど栗生議員ご指摘の本年度の大規模改修については、以前からの改修に対する負担割合に準じてという対応をさせていただいております。今後民営化いたしまして、当然将来的施設の老朽化に伴う改修、改築というのは必要になるということは私ども事務局サイドでも承知をしておるところでございますが、具体的な負担割合につきまして、現在まだ民営化の検討は続いて、将来的な課題についてはやはり関係者の中できちっと合意形成を図りながら取り組むということで、具体的な負担割合のことなどについては、現在のところでまだ決定しておらないという状況ですので、その時点が近づいてきた段階ではきちっと関係者協議の上、取り組んでまいりたいというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(中島武津雄君) 栗生議員、よろしいですか。
栗生勝由議員。
○14番(栗生勝由君) それじゃ、民営化だけということで理解をして、その後にそういう負担割合については検討いただくということで、そういうことでよろしいですか。
○議長(中島武津雄君) 小林事務局長。
○事務局長(小林正春君) はい、当面は民営化の方向づけをということなんですが、当然やはり設置してきた立場ということでありますので、民営化に当たってはきちっとそういったそれぞれの負担に関することについて、数字までその時点で入れられるかどうかはともかくといたしまして、お互いの信頼関係の中で組み立てをするということで、民営化の方向づけをしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(中島武津雄君) 栗生勝由議員。
○14番(栗生勝由君) 設置町村の阿南町とすれば、従来の今までのような方式を提供していただくようにお願いをしたいと思います。お願いします。
○議長(中島武津雄君) 要望ということで集約します。
○14番(栗生勝由君) はい、お願いします。
○議長(中島武津雄君) ほかにございませんか。
(発言者なし)
○議長(中島武津雄君) なければ説明申し上げました阿南学園の民営化検討については、了承したということで集約をいたします。
(5)定住自立圏構想について
○議長(中島武津雄君) 次に、定住自立圏構想についてを議題といたします。事務局の説明を求めます。
丸山飯田市副市長。
○飯田市副市長(丸山達也君) 飯田市の丸山でございます。お手元の資料の3、ホッチキスとじの資料、それから続いてございます色刷りのスケジュール、その2点に基づきまして、定住自立圏の形成協定のみ策定をすることが必要になっております共生ビジョンにつきまして、ご説明をさせていただきたいと存じます。
前後いたしますけれども、1枚もののスケジュールの方からご覧いただければと、説明させていただければと思います。この共生ビジョンにつきましては、手順といたしまして2つの要件がございます。1つは懇談会を設けまして、その検討を経る必要があるということ、それから当然協定の締結、先からございます各町村と関連部分について協議をきちっと行う、それを経た上で飯田市としてでございますが、事実上協議をいたしますので、そこにつくっていこうということになっております。その共生ビジョンの懇談会、まず第1点目の共生ビジョンの懇談会でございますが、これにつきましてはこのスケジュールで申し上げますと、8月の上旬、8月11日に第1回を開催させていただいております。この懇談会の委員の皆様は、相加的に各分野から選出するのではなくて、協定で織り込んでいます各分野に関係をする委員の方々にご参加をいただいております。この第1回につきましては、この定住自立圏のそのもののご説明ということで勉強会等それぞれの進め方の確認といった中で、第1回が終了させていただいております。
それからこのちょっと左手の方に移りまして、8月の中旬で正副連合長会議、それから広域連合会議で、この後ほどご説明させていただきますビジョンの骨子、一番スタートのたたき台でございますけれども、それにつきましてご説明をさせて、ご意見等をいただいておるところでございます。
そのご意見等も踏まえまして、一部修正を加えた上で、本日8月21日、この全員協議会で骨子のご報告をさせていただくと考えております。
その後、同日、この青塗りで書いてございますが、事務的に各町村の皆さんにも集まっていただきまして事務的な、総務課長さん等にお集まりいただきまして連絡会を行っておりますので、以後、協議会、それから連絡会等で出てきましたご意見を踏まえまして、次の段階といたしまして素案というものをつくるために第2回の、8月31日の共生ビジョン懇談会を行いまして、この骨子について連絡会、それから全員協議会、それからこの懇談会、そういうことを経て、いただくご意見を踏まえまして、次の段階といたしまして、ビジョンの素案というものを作成していきたいと考えております。
この素案につきましては、9月、当然各町村、飯田市も8月31日からでございますが、議会が開会されますので、その中でのご議論をいただくことも含めまして、このビジョンにつきまして、ビジョンの素案につきましての各町村との協議調整、場合によりましては町村ごとにそれぞれ議会のご意見を伺うような機会があろうかと思いますけれども、そういった中でご意見を伺っていく等を9月に進めていきたいと思っております。
それから続きまして10月に、それらを踏まえまして最終案という形で取りまとめをいたしまして、最終11月には書面での協議というもの、町村協議、書面できちんと残すやりとりをする形にいたしまして、協議をいたしまして、11月の中旬にビジョンを本決めをしていきたいと考えておるところでございます。
本日につきましては、この8月21日、一番のスタートの骨子といたしましてのビジョンの素案につきまして、この全員協議会でご説明をさせていただきたいと思います。
それば資料3にお戻りいただきまして、定住自立圏共生ビジョン骨子という形で、文書になっております。この定住自立圏のビジョンにつきましては、記載すべき事項、記載しなくてはいけない事項というがございます。それがそれぞれの項目箇条書きになりまして、1の(1)のまず定住自立圏の名称、固有名詞を記載する、決めるということ、それから(2)の圏域を形成する市町村の名称、これは協定を締結していただいておりますそれぞれの飯田市を含めました全市町村でございますので、ここは事実関係の確認という形になります。
それから大きな2の定住自立圏の将来像、これが大きな項目でございます。それから1枚おめくりをいただきまして、2ページの一番最後にございますが、3といたしまして定住自立圏共生ビジョンの期間というものを決める、それから3ページの柱でございますが、4といたしまして、定住自立圏形成共生協定に基づき推進する具体的取組といった形で、それぞれの分野ごとに作業をしていくということでございます。
それでは個別に、1番目からスケジュールに基づきまして、骨子といたしましての素案といたしまして、それぞれのご説明をさせていただきたいと思います。
1の(1)の定住自立圏の名称でございますが、これにつきましてはまとめ方といたしましては、広域連合と同じ南信州という名称を用いるか、飯伊といった名称を用いるか、飯田下伊那といった名称を用いるか、幾つか案があろうかと思いますけれども、この本日の段階では南信州、広域連合と平仄を合わせる形での固有名詞の方がよろしいんではないかということと、もう一つは飯伊というのは、こちらにお住まいの方はよく耳にする表現なんですけれども、対外的に進めていくということも考えますと、所在地といいますか、このエリアが日本地図の中でどのあたりにあるかということが、ある意味その名称の中でそういうイメージできるということから考えますと、南信州といったものの方がよろしいんではないかといった観点から南信州定住自立圏とさせていただいております。
それから(2)につきましては、これは決まっておりますので、編成順にその名称で飯田下伊那地域の14市町村を書かせていただいております。
それから2の定住自立圏の将来像でございますけれども、将来像につきましては各市町村の基本構想、基本計画と同様に、すべての行政分野、その施策を総体的に記述をしていくという考え方もあろうかとも思いますけれども、この定住自立圏の共生ビジョンにつきましては、協定を前提にしているということで、協定に記載をしている範囲、分野なりにある程度限られるということから、基本的にはそういう基本構想、基本計画というのはすべての施策体系を盛り込んでいくといったことは必ずしも適切ではないのではないかということで、考え方といたしましては飯田市で3月の下旬にさせていただきました中心市宣言を、その後協定締結に当たりまして各町村と協議をさせていただく中で、いただいたご意見を踏まえまして、一部この定住自立圏の中心市宣言を加筆修正する形で原案を作成させていただいております。
細かくはちょっと、細かい修正があるわけですが、大きな変更点といたしましては、一番最初の1ページの真ん中ほどに、圏域の将来像の上の1、2、3、上に3パラグラフ上がっていただきますと、「暮らしの中には、神楽・人形浄瑠璃」というところでございますが、これが骨子は飯田市の中心市宣言にあったことから、中心市宣言の中では神楽・人形浄瑠璃までに限られておりましたが、圏域全体の伝統芸能を見渡したときに、歌舞伎、屋台獅子を入れてきたということで、この2つを追加させていただいております。
それからちょっと前後いたしましたが、そのもう一つ上のパラグラフをご覧いただきますと、飯田の中心市宣言の中では市街地の大火までの言及にとどまっておりましたけれども、昭和36年及び昭和58年の豪雨大災害というこの大きな災害につきましても、南信地全体として乗り越えてきました苦難でございますので、この部分も追加をさせていただいております。
それからその2つ下の、「水引をはじめとする伝統産業は」という段落がございますが、この中の、この行の最後の「農林業は養蚕から果樹・菌茸・野菜等への転換を図りつつ、森林資源を守り生かしながら」この部分が中心市宣言の中では入っておりませんでしたので、この南信州地域の主要産業でございます農林業の労働と、それから森林資源に関する言及をしておくことが適当ではないかということで、この部分も追加をさせていただいております。
それから続きまして2ページにつきまして、上からご覧いただきまして1行あいておりますところが、「われわれは」というところがございます。この次の段落「構成市町村は、」という段落がございますけれども、この中の2行目の一番最後のところで、これは各町村、それから広域議会でもご指摘があったかと思いますが、全員協議会であったかと思いますが、この「お互いの独自性を尊重しながら」という文言を追加いたしております。それからその2つ、次の行でございますが、「対等の立場で協働し」という、「対等の立場で」という文言を追加させていただいております。
それから市町村の役割分担の「一方、各町村は、」というところでございますが、この次に「生活機能の確保・充実に努めるとともに」ということで、生活機能の充実の部分を明記させていただいております。
それから3のビジョンの期間でございますが、要綱の中で基本は5年とありますことから、それを超することもございませんで、5年としつつ毎年度変更するという形で書かせていただいております。
それから3ページ以降が、個別の分野についての具体的取り組みでございますが、例えば最初の3ページのところは医療の分野でございます。医療の分野につきまして、真ん中にございます四角囲みの部分、これは形成協定の抜粋でございます。したがいましてこれは固まっている事項でございます。その前の部分にここで申し上げますと、「圏域内において同質な医療が安心・安全かつ的確に提供されるようにするために」といった記述を加えておりますけれども、これは協定につきましては結果といたしましてどういうことをやると、やっていこうということを書いておりますが、そういう、この項目をなぜ盛り込んだかという趣旨ですとか、背景につきましての記述が当然この協定の中では直接的には盛り込まれておりませんので、そのこういった協定を結ぶ必要があるといいますか、結ぶことが重要であるということについての認識を整理させていただいているところがこの前段の部分、これも書き足した部分でございます。
それから四角囲みのところはその抜粋でございますので、これはこのとおりでございます。
それからその下に事業面といたしまして、これは具体的に書く分野でございますので、それぞれ事業の今後どんな事業をやっていくかということの概要となっておりますが、若干※で書いてございますように、このビジョン自体をつくっているのは全国で初めてだということで、総務省とまた調整をしたり、こういう記載、どういう形に記載をしていくかという詳細の部分、事業名の書き方、事業費の年度ごとの書き方とか、そういった詳細のところにつきましては、総務省との調整の上で調整中でございますので、ここのところは各町村の事務局がご協力いただきながら進めて、次の段階でございます素案の段階ではきちんと埋める形でまたご相談を各町村に協議をさせていただくことを考えておりますが、原案の中では確定をしておらないので、そう書かせていただいております。こういった形で、全く同じ趣旨で次の4ページ以降、固有の協定の項目、福祉につきましても同じような趣旨を前段で書いて、途中で事業名をそれぞれで書いていくといった進め方で、それぞれ同じような書き方をさせていただいておりますので、個別につきましては、福祉につきましてはそういった形でそれぞれ書かせていただいております。
ということで具体的な取り組みにつきましては、非常にある意味協定の提携は議決内容が決まっておりますので、これにつきましてその背景を書いていくということと、現実的に事業名をピックアップして、リストアップをしていくということになります。これで事業名、負担割合等変更することになれば、これは実質的な協定を必要かと思いますけれども、再三ご説明させていただいておりますとおり、既存事業として継続事業として行う事業についての負担割合の変更を考えた記載ではございませんので、仮の負担割合だといった場合でも現行既にやっているルールを書いていくことになります。いろんなご議論があるかなと思いますが、将来像をこういった書き方でいいのかどうかでございますが、私どもといたしましてはこの中心市宣言をベースにいたしまして、各町村議会等から市町村、市議会におきまして、市町村議会、それから各首長さんからご指摘のあった事項を反映する形で、この圏域、飯田市の中心市宣言でございましたので、飯田市の内部事情、飯田市の施策を踏み込んで書いている部分を若干割愛するような形で、この圏域全体、飯田下伊那地域全体の記述になるような形での修正という形で整理をさせていただいているところでございます。
ご説明は以上でございます。
○議長(中島武津雄君) 説明が終わりました。ご質疑はございませんか。
(発言者なし)
○議長(中島武津雄君) なければ説明申し上げました定住自立圏構想については、お聞きをしておくことといたします。
5.議会日程について
○議長(中島武津雄君) 次に議会日程についてを議題といたします。説明を求めます。
園原書記長。
○書記長(園原浩子君) 議会日程についてお願いいたします。平成21年南信州広域連合議会第2回定例会を平成21年11月27日金曜日に、平成22年南信州広域連合議会第1回定例会を平成22年2月25日木曜日に予定しておりますので、ご出席の方、よろしくお願いいたします。
○議長(中島武津雄君) 説明がありました議会日程について、何かご意見はございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(中島武津雄君) なければ議会日程については、ご確認をお願いいたします。
そのほか何かございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(中島武津雄君) 理事者側いかがでしょうか。
(発言者なし)
6.閉 会
○議長(中島武津雄君) ないようでございますので、以上をもちまして、全員協議会を閉会といたします。臨時会、全員協議会と長時間にわたりまして大変ご苦労さまでした。
閉 会 午後 4時58分